性欲のピークにあわせてテレクラを使えば最高の快楽が得られる

性欲のピークにあわせてテレクラを使えば最高の快楽が得られる

セックスしかやることがない。それにやりたいこともセックスしかないので、セックスしかやることがないという状況は願ったり叶ったりだ。

自分と同程度にセックスしかやりたいことがない女性が集まるのがテレクラという場所であり、そのなかでも、とりわけ、セックス以外の時間を持て余している女性が多く利用しているのがスイートコールであることは言うまでもないだろう。

スイートコールという場所をおさえておき、その使い方をマスターしておけば、セックス以外に何もやることがないが、そうはいっても相手がいないしな、なんていうことで悩むことはまずない。

セックス以外の時間を一分一秒でも無駄にしたくないのであれば、セックスがしたいと考えた瞬間か、その直前にはスマートフォンのダイヤル履歴を開いていてスイートコールの電話番号にダイヤルしているくらいが理想である。

いや、むしろ、セックスがしたいと思ったときではもう遅すぎるといってもいいのかもしれない。「セックスの気分じゃないかな?」というときにこそ、テレクラを利用しておくといい。

なぜなら、「セックスの気分じゃないかな」という状態からしばらくすると、「あ、セックスの気分だな、今すぐハメ倒したいな」の周期がやってくるのは確実だからである。

自分のセックスにまつわるバイオリズムをしっかりと理解しておけば、自分の「いますぐハメたい」のタイミングにあわせたテレクラ利用が可能になる。

ツーショットダイヤルのときは「いますぐセックスしないと死ぬ」くらいに追い詰められていたのに、待ち合わせ場所に向かったり合流したりするためのわずかな時間のなかで、勃起の萎縮とともに「ヤラせろ!」という気持ちも萎えており、いざラブホテルに入ってセックス開始という段階に至るころには「それほどセックスしたくないな」という惰性の気持ちになっているテレクラユーザーは多いのではないかと思う。

私もかつてはそうだったし、そのことに「うまくいかないなあ」と悩みもしていたのだった。だが、自分のセックスに関するバイオリズムをメモし、それを把握し、自分の身体の感覚で「あ、くるな」というのを予感できるようにしておく訓練をした結果、自分は、待ち合わせ場所からラブホテルに移動して服を脱ぐあたりのタイミングで「セックス以外のことは何も考えられない」というピークへ持っていく技術を獲得することになった。

もちろん、微妙な誤差などはある。「あと三十分くらいでピークがくるのだが……」というときは、セックスのまえに「食事」などで時間を潰せばよいのであって、テレクラ女の食欲が満たされちょっと落ち着くころには、眼は真っ赤、陰茎はギンギンのセックスの鬼の状態になっている。

今回、スイートコールで出会ったテレクラ女も、つい先程までは菩薩の顔でどらやきなどを食べさせてくれていた男が、食後、セックスの鬼に急変し、羅刹の表情でフェラチオを要求したり、後先考えない無軌道なピストンなどを始めたのだから、面食らったに違いない。

性欲のピークにあるときの自分は、性欲の谷底にあるときの自分とは別人なのだ、と実感する。

良識やバランスのいい思考などはすべて失われ、中出しできるかどうか以外のことは何も考えられなくなり、ただひたすらに膣を激しく突きその膣奥に精液を注ぐことだけを欲している自分を、テレクラ女はもちろんのこと自分も絶対に止めることができない。

しかし、そのピークがすぎると、「自分はなぜセックスなんてものにこだわっていたのだろうか」という賢者ヅラになるのだから呆れたものである。

この賢者ヅラは長く続かない。再びセックスのピークへと上り詰めていく。だからテレクラを使い続けることをやめられないのだし、自分のバイオリズムを理解してベストのタイミングで性交渉する必要があるのだ。

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